欧文作品名読み者原作備考年掲載誌:

Glass Castle

Glass Castle
がらすのしろ
わたなべ まさこ
WATANABE Masako
週刊マーガレット
Weekly Margaret
少女漫画の王道を築いた作者が「悪女」に光を当て、時代を変えていった。
A pioneering shoujo manga artist shed light on the “villainous woman,” reshaping the era.
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このマンガのレビュー

「もっともっと大きなしあわせをつかんでやる」「この手で…そうよ‼この手で…ね!」美しい少女、イサドラの執着によって巻き起こる混乱のサスペンスが白亜の城を舞台にくりひろげられる。物語の中心となるマリアとイサドラは、線のやわらかなとびきりの愛らしさなのに、たくらみが次から次へとたたみかけられ、そのギャップとスピード感にくらくらしてしまう。どこまでも心優しいマリアの清らかさに比べ、イサドラはいつだって謀略の中にいる。「でも でも わたしはこの手でつかんだ幸運をどうしても逃したくない‼どんなことをしても‼」とイサドラは言うけれど、彼女の心には、偽りの証言で望むものを手に入れてしまったという恐怖がいつも底に沈んでいるように見える。
やがてこの物語は親子2代に渡っていく。絶え間のない劇的な展開に当時の読者はどんなにはらはらしたことだろうと思いを馳せるのは読み終わった後のことで、ページをめくっている間はすっかり引き込まれている。そしてこのドラマチックなストーリーと繊細な絵で紡がれる作品は、なんと2年間で描きあげられている。可憐にして怒涛!

MISAKI Emi

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