リボンの騎士 Princess Knight
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Princess Knight
りぼんのきし
少女クラブ
なかよし:1963年1月号 - 1966年10月号/なかよし:1967年24号 - 29号週フレ
性別に囚われないヒロインの在り方を通して多様性を教えられた。
It teaches diversity through the gender-neutral heroine.
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このマンガのレビュー
「リボンの騎士」は宝塚歌劇の舞台をモデルにしたと知られている。物語の主人公サファイアのモデルは手塚がファンである宝塚の淡島千景である。
リボンの騎士のサファイヤ王女はもともと娘役である淡島が歌劇で男役を演じた作品を観劇したことが物語のヒントだと手塚本人が生前テレビ番組で語っている。その作品は1948年1月の月組公演ベネチア物語の男装するポーシャ姫の役を指すと推定されている。
この作品の劇中で淡島千景が何度か娘役と男役に入れ替わったことがヒントなり、物語を構成したことを読み取ることができる。また手塚は戦前からディズニー作品を見ていたことで、宝塚とディズニーを融合させたロマネスク世界のファンタジーという世界観を少女誌で初めて漫画で高度なストーリーを展開した作品でのちの女性作家の物語作品の原点と言われる。
1953年の連載開始時には、月刊誌とはいえ少年誌に「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」「ぼくの孫悟空」など7本の連載を持っていた。